2008-01-01から1年間の記事一覧

イル・ポスティーノ

今月の出張でいつか見ようと思っていた「イル・ポスティーノ」をやっと見た。日本に入ってくるイタリア映画は少ないが、どれも佳作だと思う。本作も「ニューシネマパラダイス」のような雰囲気。次は「ライフ・イズ・ビューティフル」を見よう。

夏目漱石「明暗」

話題の「日本語が亡びるとき」を読む前に、水村水苗さんの著作を読もうと思い、「続明暗」を読む前に読んだ夏目漱石「明暗」。夏目漱石を読んだのなんて中学生以来ぐらいだろうか。夏目漱石の文体ってこんなだっけ?という感じ。少し読むのに時間がかかった。

アンドリュー・ワイエス Andrew Wyeth

東急Bunkamuraにアンドリュー・ワイエス展を見に行く。 オルソン家シリーズが佳作ぞろい。「幻影」 「アルヴァロとクリスティーナ(習作)」 *扉の青が印象的 「ガニング・ロックス」 「火打ち石」 「のこぎりを引く音」 「鉄兜(松ぼっくり男爵習…

実用イタリア語検定5級合格!

9月のイタリア旅行の前後で3ヶ月ほど勉強したイタリア語。どうせならと思って検定試験を受けたが見事5級合格。実益は全くないが、試験直前は結構勉強したので素直に嬉しい。認定証はこんな感じ。

「ボーン・アルティメイタム」「女帝」

今回の出張ではこの二本。ボーン・アルティメイタム [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2008/03/07メディア: DVD購入: 1人 クリック: 60回この商品を含むブログ (186件) を見る女帝[エンペラー] コレクターズ・エディション(2枚組…

橋本治「小林秀雄の恵み」

小林秀雄の恵み作者: 橋本治出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/12メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 58回この商品を含むブログ (58件) を見るやっと読み終えたという感じ。「「「「古事記を読む本居宣長」を読む小林秀雄」を読む橋本治」である。橋本…

フォーク傑作選

You Tubeで筑紫哲也→高田渡ときてヒット。こんなものも見れる時代に感謝。http://jp.youtube.com/watch?v=kjAI9V1G6bA&feature=related http://jp.youtube.com/watch?v=zcu1o3ynyIg&feature=related http://jp.youtube.com/watch?v=wOM0kmcrzV0&feature=rela…

司馬遼太郎「空海の風景」

空海の風景〈上〉 (中公文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1994/03/10メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 42回この商品を含むブログ (102件) を見る空海の風景〈下〉 (中公文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 中央公論社発売日: …

フェルナンダ・タカイ

今年はボサノバ誕生50周年らしい。(日経新聞2008年10月26日) フェルナンダ・タカイさんはPato Fuというブラジルのバンドのボーカル。 ナラ・レオンをカバーしたアルバム「彼女の瞳が輝く処」が話題らしい。 いきなり買うのは冒険なので、どうに…

最近見たDVD

新幹線トラブル(相生駅の人身事故。復路は結局実家に泊)に見舞われた先週の山口出張では往復きっちり4本見た。パッション [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2004/12/23メディア: DVD購入: 2人 クリック: 61回この商品を含むブログ (220件) を見るダン・…

ヴィルヘルム・ハンマースホイ

上野の国立西洋美術館にヴィルヘルム・ハンマースホイを観に行った。 妻の後姿の絵が有名なデンマークの画家。(後ろ姿の)肖像画以外にも 不思議な絵が多かった。風景画も意外に印象的。・休息 ・ピアノを弾くイーダのいる室内 ・白い扉、あるいは開いた扉 …

最近見たDVD

父親たちの星条旗作者: ジェームズ・ブラッドレー,大島英美出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2006/09/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (40件) を見る硫黄島からの手紙 [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2007/12/07メ…

ANGELO PORETTI

カプリ島のレストランで飲んだビール(09/20/2008) ビールそのものは普通のラガーだが、カプリ島の雰囲気が最高! ホームページも発見。http://www.birrificioporetti.it/homepage.html ついでにレストランの写真も掲載。その名もristrante la pigna。

最近読んだ本

旅行とイタリア語検定が終わったので久々のUP。虚像の砦 (講談社文庫)作者: 真山仁出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/12/14メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 25回この商品を含むブログ (32件) を見る成田で購入。イタリア旅行中に読了。この人の本は…

white shield

久々のビールネタ。成城石井で購入。200年ぐらい前から作られているペールエールとのこと。正統派エールでしょう。美味しいです。個人的にはもう少し苦味を抑えて甘味があるとベター。グーグル検索で詳細コメント発見。→このブログかなり気合入ってます。…

星野道夫「旅をする木」

7年ほど前にガイアシンフォニーをきっかけに読んだものを再読。写真が本業の筆者だが印象的な言葉の並ぶ本。心なしか筆致が梅田さんと似ている気がする。そう、アラスカに行くのも”死ぬまでにしたい10のこと”の一つ。久々に写真集も借りてみよう。旅をす…

Marie Digby

J−WAVEにゲストで出てた。ブレークのきっかけはYou Tubeらしい。このプロセスはJonathan Coultonの進化形か。

「リメンバー・ミー」「死ぬまでにしたい10のこと」「サイドウェイ」

月に一度山口県に出張に行くのだが、移動の新幹線(約5時間)がすこぶる退屈なのでポータブルDVD持参で映画を見るようにしている。これは実に素晴らしいブレークスルーで移動がほとんど苦にならなくなった。先週の出張で見たのがこの三本。リメンバー・ミ…

P・F・ドラッカー「プロフェッショナルの条件」再読

久々にドラッカーを読もうと思って本棚を探したら見付からなかった。ブックオフに売ってしまったのか。仕方なくアマゾンで買って再読した。初読の時より全体の印象は薄かったが、依然含蓄のある言葉の宝庫。いくつかをハイクにアップした。 ドラッカーは亡く…

再読「ウェブ人間論」

印象に残った箇所は例によってハイクにアップ。 今時間がないので今度じっくり読むブログを貼り付け。http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20050919/p1

しないことリスト

いつか読んで印象的だったので貼り付けます。探すのに苦労したけど、グーグルで「やらないこと 松本大」でヒット。やっぱりグーグルって凄い。http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20080212/p110月まではイタリア語を勉強予定。これは「すること」ですね。

COEDO漆黒

COEDOシリーズ最後は”漆黒”。もちろん黒ビール。 日本では一言「黒ビール」で片付けられるが、ビールの教科書によるとエール系で”スタウト”ラガー系で”シュバルツ”など、多岐に分かれる。僕は”ポーター”が好きだが、これはどっちだろうか。さてこの漆黒。こ…

COEDO白

COEDOの白(シロ)。もちろんヴァイツェン。 ”ヴァイツェンに外れなし”というのは僕が勝手に唱える定説だが、本品も外れではない。 ただ、苦味をもう少し抑えて甘味を増せば、much betterか。 COEDOシリーズ残るは「漆黒」のみです。

小林秀夫「近代絵画」を読んだ

きっかけは「私塾のすすめ」。多少絵心のある妻とは対照的に僕自身は絵画への関心は薄いのだが(この辺も梅田さんと一緒)読み物としての面白さにつられて読んでみました。とはいえ高校の国語の試験以来の小林秀夫の文章は、やや堅苦しく結局三週間を要した…

ミッターバウアーは瑠璃ではなく伽羅でした

ミッターバウアー(MITTERBAUER)はやっぱり伽羅でした。 **コエドブリュワリーさんからのメール** 内々の話ではございますが、 「ミッターバウアー」は、世界のどのビールのタイプにも分類されない COEDO完全オリジナルの商品でしたので、その特性は新…

麦100%

MITTERBAUERで検索して麦100%にこだわる人のブログ発見。 日本のメーカーも頑張ってますね。でもずっと残る定番もほしいところ。 個人的にはキリンのGOLDEN HOPあたりの復活を期待します。

COEDO瑠璃

「紅花」に続き「瑠璃」。これは最高。生涯ベスト2にあげたMITTERBAUERは伽羅ではなく瑠璃か?もう一度COEDOさんに聞いておきます。さて瑠璃は最もポピュラーなラガー・ピルスナースタイルながら、苦さと甘さの入り混じる味の奥行きが最高。さすがモンドセ…

COEDO紅花

「伽羅」に続き「紅花」 面倒なので写真のUPはしないが、紫がかった褐色。見た目はアンバー系。紫褐色の秘密は”さつま芋”。さつま芋は川越名物(?)なのかな。コクと僅かな酸味がマッチして美味しかった。伽羅より美味しい気がするのは今日の気分というこ…

COEDOビールが来た

以前ビールの生涯ベスト3を書いたが、二位がコエドブリュワリーのMITTERBAUERだった。近所の成城石井で見かけなくなったので、コエドブリュワリーさんに聞いてみたところ、商品のブランドが整理されて、今は「伽羅」という商品になっているとの…

平野啓一郎「日蝕」と「葬送」を読む

しばらく忙しくて気付いたら前回エントリーから1ヶ月以上経っていた。 ちょっと落ち着いてきたので、いつか読もうと思っていた平野啓一郎を読んだ。 まず「日蝕」。独特の文語体が集中力を妨げる。実は僕も文学部出身なのだが読解力はお粗末。 その文語体そ…