P・F・ドラッカー「プロフェッショナルの条件」再読

久々にドラッカーを読もうと思って本棚を探したら見付からなかった。ブックオフに売ってしまったのか。仕方なくアマゾンで買って再読した。初読の時より全体の印象は薄かったが、依然含蓄のある言葉の宝庫。いくつかをハイクにアップした。
ドラッカーは亡くなるまでクレアモント大学の教授だったが、”学者”というイメージとはちょっと違う。もちろん”経営コンサルタント”なんかではない。と思っていたら裏表紙に「思想家」とあった。これが最もフィットする。
ところで第三章以降、「何によって覚えられたいか」について書かれている。「自己実現」を考える時の金言だと思う。そういえば、以前何となく読んだ「自宅にいながらお金持ちになる方法」

自宅にいながらお金持ちになる方法

自宅にいながらお金持ちになる方法

にも同じようなことが書いてあった。この手の自己啓発本にはあまり関心はないが、この本は読みやすく面白かった。以下、本書にあった今後の展望を考える時の自問すべき質問7つ。
・今していることでやめたいことは?
・今していることで続けたいことは?
・何についてもっと知りたいか?
・世の中をもっと良くするために何をしたいか?
・自分の死亡記事にどんなことを書いてほしいか?
・失敗しないと分かったたら何をするか?
シンプルだがなかなか奥深い質問です。