良書。”思い”に走ることなく実践の手法が書かれている。理論の背景や実例が盛り込まれており、説得力を高めている。
p15 インテル復興を支えたOKRの”4つの威力”」「フォーカス」「アラインメント」「ストレッチ」「トラッキング」
p26 アドビで行われている「継続的なフィードバック」は、報酬やボーナスを決定するプロセスとは切り離されている
p29 ジョン・ドーアは「Measure What Matters」の中で、継続的なパフォーマンス管理を以下の3点で説明しています。●対話、●フィードバック、●承認
p36 ムーンショット:進捗70%で達成、ルーフショット:進捗100%で達成
p45 BSCはOKRと補完可能な優れたフレームワーク
p63 OKRとMBOの違い
p94
<測定することの危険性>
1 測定されるものに労力を割くことで、目標がずれる
2 短期主義の促進
3 測定のためのコスト増大
4 効用の低減
5 不正を避けたり、正確に測定させるための規則が増える
6 運に報酬を与える
7 リスクを取る勇気の阻害
8 イノベーションの阻害
9 協力と共通の目標の阻害
10 仕事を分かっていない他者に押し付けられた限定的な目標に注力することによる仕事の劣化
「測りすぎーなぜパフォーマンス評価は失敗するのか?」(ジェリー・Z・ミュラー)
<測定の目的>
1 管理のための測定
2 説明責任のための測定
3 行動のための測定
4 学びのための粗菊鄭
「社会的インパクトとは何か」(マーク・J・エプスタイン)
p121 既存のパフォーマンス管理とOKRの継続的パフォーマンス管理の違い
p158 サラス・サラスバシーが体系化した「エフェクチュエーション」
1 「手中の鳥」の原則
2 「許容可能な損失」の原則
3 「クレイジーキルト」の原則
4 「レモネード」の原則
5 「飛行機の中のパイロット」の原則