意志力革命

 

意志力革命 目的達成への行動プログラム (Harvard business school press)

意志力革命 目的達成への行動プログラム (Harvard business school press)

 

 p150 社員がヘッドハンターから誘いを受けるのは喜ばしいことだ。言うまでもなく、当社のマネジャーが他の企業にとってそれほど魅力があるということは光栄だ。しかしそれよりも重要なことは、私も当社のマネジャーも、彼らが今後ともヒルティで働くことを選択してくれるであろうことを知っていることだ・・もし彼らが選択することができなければ・・彼らは牢屋に閉じ込められたように感じるだろう(ヒルティ・グループCEO ミハエル・ヒルティ)

p168 第一の原則は、人は自分自身のスペースー明確に定められた各人に帰属する活動領域ーを必要とするものだ。というのも、そのようなスペースにおいてのみ、自発的で目的意識を持った行動をとる人間の能力が開花するからである。

p169 人は小規模な単位で仕事をした方がうまくいく

p185 ヒルティの第三の価値観に焦点を合わせたプログラム・モジュールは、マネジャーに最大の影響を与える。このモジュールで、参加者は、自分には自分の運命を選択する権利があることに気づく。「変えるか、そのままにしておくか、さもなければ楽しむ」というキャッチ不レースとともに、マネジャーは、受け身になり誰かが状況を改善してくれるのを待つのではなく、自分が行動を起こすべきだということを理解するのである。

p196 組織の四つのエネルギー領域:腐食領域、あきらめ領域、快適領域、活発領域