実践 ポジティブ心理学

 

 p19 「ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則」を著したノースカロライナ大学のバーバラ・フレドリクソン教授は、ポジティブ感情対ネガティブ感情の比率が三対一であれば、人生のあらゆる面が好転していくという研究成果を広めた人物として有名です。(中略)このことからわかるのは、100%ポジティブでいる必要はないということです。

p56 学習性無力感とは、長期間、回避不能なストレスにさらされ続けた人や動物は、その状況から逃れようとする自発的な行動をとらなくなるという現象です。

p107 幸せの四つの因子:①「やってみよう!」因子(自己実現と成長の因子)、②「ありがとう!」因子(つながりと感謝の因子)、③「なんとかなる!」因子(前向きと楽観の因子)、④「ありのままに!」因子(独立とあなたらしさの因子)

p124 マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授は「組織の成功循環モデル」を提唱しました。「組織は往々にして『結果の質』ばかりを追い求めがちだが、組織としての結果の質を高めるためには、まずは『関係の質』を高めるべきだ」と説いたのです。

p160 子どもは「三人」が一番幸せ

p210 大学院の研究の一環として、大企業約十社の経営者たちと、コーチングの㈱ウエイクアップと一緒に研究会を続けています。