幸福学

 

p35 心理学者のエド・ディーナーの研究成果を、私はとても気に入っています。彼によれば、基本的にポジティブな経験の頻度は、ポジティブな経験の強さよりも、幸福度の予測材料としてはるかに優れているそうです。

p56 ジェニファー・モス プラスティシティ・ラボ(可塑性研究所)https://plasticitylabs.com/

p136 私たちは「幸福の追求」というが、本当に目指しているのは「長期的な達成」というべきものである。ポジティブ心理学の父マーティン・セリグマンは、何年も前から、それを「フラーリッシュ」(持続的幸福)と呼び、ポジティブな感情(すなわち幸福感)は、没頭、つながり、生きる意味、達成などと並ぶフラーリッシュの一要素であると論じている。「ハフポスト」の創設者アリアナ・ハフィントンは、近著でそれを「スライブ」という言葉で表している。(幸福・知恵・驚き・与えることの四つからなるものと定義)。