世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア
- 作者: 入山章栄
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2012/11/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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P31 いかにトヨタが優れた企業でも、トヨタを観察することで導かれた法則がそれ以外の企業にはまったく役に立たないのであれば、それに何の意味があるのでしょうか?世界の経営学では、なるべく普遍的に多くの企業に応用できるような一般法則を探求することが科学的な態度である、と考えられているのです。
従って、「理論分析から導かれた仮説が、世の多くの企業にあてはまるのか」をテストする必要があります。これが実証分析と呼ばれるものです。
P48 ①経済学ディシプリン−ポーター、5フォース、リソース・ベースト・ビュー、取引費用
②認知心理学ディシプリン−ハーバード・サイモン、イノベーション、知の探索・深化
③社会学ディシプリン−ネットワーク理論、ソーシャル・キャピタル
P51 そもそも「企業とは何か」という根源的な問いに対してさえも、経営学者は多様な考えを
持っているのです。ex.キャスリーン・アイゼンハート(2005)「オーガニゼーションサイエンス ①効率性、②パワー(アルセロール・ミタル)、③経営資源(リソース・ベースト・ビュー、ダイナミック・ケーパビリティ)
P71 リチャード・ダヴェニ−コンペティティブ・ダイナミクス
→日本企業の盛衰、輸出の多さ、ハイパーコンペティション
P109 マイルズ・シェイバー−内生性の問題
P138 イノベーションのジレンマ−経営幹部の問題
コンピテンシートラップ−組織の問題
両利きの経営−深化・探索
P172 ロウリー−半導体と鉄鋼産業における企業間アライアンスに注目
P188 ゲマワット−CAGE Culture, Administrartive, Geographical, Economic
P190 ホフステッド指数 国民性の次元 Individualism=collectivism, Power Distance, Uncertainty Avoidance, Masculinity
P196 ロバート・ハウス GLOBE指数
P288 バーニー−RBV
SCPパラダイム Sustained Competitive Advantage
P336 ベイズ統計、ベキ指数