組織セラピー

組織セラピー 組織感情への臨床アプローチ

組織セラピー 組織感情への臨床アプローチ

関心対象とかなり被ると思うのだが、シャイン博士の論説はスッと腹落ちしにくいものである。
もう少し勉強が必要だ。

p14 組織には感情という側面があり、それは組織を構成する個々人の感情に反応をすべて足し合わせた以上のものである。

p67 仕事はただの苦役や不自由の源ではなく、多くの人がむしろその中で誇りを感じようとする「職」になり得るものだということは、長々と論じる必要はないだろう。フロイトが、人間が追い求めるべき2つの大きな経験は愛と仕事だと述べたのは、もっともなことである。(Robert Kurttner, Everything for Sale: The Virtues and Limits of Markets, 1996, p.84)

p77 エドガー・シャインはキャリア・ダイナミクスに関する、後の研究に多大な影響をもたらした著書(Career Dynamics: Matching Individual and Organizational Needs,邦訳「キャリア・ダイナミクス白桃書房,1991)の中で、人的資源計画及び人的資源開発システムにおける重要な要素は、「仕事、家族、自己開発という総合的な『生活惰性』の相互作用」を組み合わせるプロセスであることを強調している(schein, 1978, p17)。

p97 キャリア・アンカー・テスト

p99 甘えの構造

p113 キャリア・アンカーには、同質的な文化では理解しやすいM機能(生得的地位:ascribed status)もあるが、P機能(達成的地位:achieved status)もあるということであった。