ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学

ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学

ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学

前著作同様、新たな視点に気付かせてくれます。

P13 VRIO分析;Valuable、Rare、In-Imitable、Organization
P46 三つの競争の型;①IO型、②チェンバレン型、③シュンペーター
   →チェンバレン型の崩壊に対応できない日本企業。グローバル化に伴い競争の型は変化しており、
    従ってリソースの使い方、育成すべき人材像も変わる。
P96 弱い結びつきの強さ
P108 ゆっくり学ぶスロー・ラーナー(Slow Learner)が組織にいる方が組織全体の知の探索には向いている

P113 大事なのは「情報の共有化」ではなく、組織のメンバーが「ほかのメンバーの誰が何を知っているのか"Who knows what"」を知っておくことである。
P116 トランザクティブ・メモリーは直接対話によるコミュニケーションにより高まる。メール・電話によるコミュニケーションが多いことは、事後的なトランザクティブ・メモリーの発達を妨げる可能性もある。

P138 成功すると「サーチ行動」をしなくなる
P141 アリババのビジョン「世界中からやりにくいビジネスをなくす」成功体験・失敗体験の研究は緒についたばかり
P178 ダイバーシティには二つの種類がある。「タスク型の人材多様性」と「デモグラフィー型の人材多様性」大事なのは前者と思われる。
P203 リーダーシップは「トランザクティブ・リーダーシップ」と「トランスフォーメーショナル・リーダーシップ」の二種類。前者は「アメとムチ」を重視、後者は「啓蒙」
 →後者により共感できる
P216 すぐれたビジョンの特性;①簡潔であること、②明快であること、③ある程度抽象的であること、④チャレンジングなこと、⑤未来志向であること、⑥ぶれないこと
P218 コンセプト型の言葉とイメージ型の言葉;助ける/手を貸す、働く/汗をかく
   →イメージ型の方がビジョンを浸透させやすい
P275 小規模企業が成功するために経営幹部に必要な「姿勢(Posture)」;①革新性、②積極性、③リスク志向性
  →パッションそのものは成長に影響せず、パッション→従業員とのコミュニケーションが重要
P280 イノベーティブ・アントレプレナーシップに共通する思考パターン;①Quaestioning、②Observing、③Experimenting、④Idea Networking

P313 デザイン思考の重要性