インテグラル理論

 

 難解だなぁ、と思いながら読み進めたが、難解というより広範で深淵であった。思考以前に知識が追い付かず、一部しか理解できていない。しかし、統合的成長・発達という概念の端緒を掴むことが出来たような気がする。

p49 1.生存の感覚:ベージュ→2.血族の精神:パープル→3.力のある神々:レッド→4.真理の力:ブルー→5.努力への意欲:オレンジ→6.人間らしいん絆:グリーン→7.しなやかな流れ:イエロー→8.全体の眺め:ターコイズ→9.統合的ーホロン敵的:コーラル

p180 四象

p249 人類の絶えざる悪夢とは、右側象限における科学技術の成長が、常に、左側象限における知恵や気遣いや思いやりの成長よりも先に進んできたということなのだ。

p254 私たちが進まなければならない行き先とは、要するに内面領域であり、魂の成長であり、知恵の成長、意識の成長なのだ。

p320 こうして生み出された書籍が『ワン・テイストーケン・ウィルバーの日記』である。この本でもっとも伝えたかったのは、統合的生活とはどんなものであるかについて、すなわち、自己と文化と自然の全てにおいて身体と心と魂とスピリットを聞き出していくとはどういうことかについて、私自身がどう考えているかということだ。

p328 統合的生活実践(Integral Life Practice:ILP)

p337 レクティカ https://lecticalive.org/ 教育の領域においては、知識の絶対量を試すようなアセスメントではなく、知識の活用力(応用力)に着目したアセスメントや、子供たちの内省能力を測定するアセスメントを提供しています。